どらごんている: ちょっとせんだん山まで

さて、9月25日日曜日。雨が降ろうが、槍が降ろうが、どうしても「せんだん山直売所」で米を購入せねば、死んでまうー！状態で、天気悪かったら弱んねー、と心配してたら、大変良いお天気だったので、朝の早よから嬉しーなって砺波まで行ってきました。

先週の水曜日に米びつが空になり、パンだのウドンだのソーメンだので誤魔化し誤魔化し、米の夢見るくらいのじっと我慢の日々も、もう終わりだーっ。

案の定、せんだん山直売所にコシヒカリの新米が出とったよっっっ。30kg購入！！明日からは、新米のご飯～♪

というワケで、暫くブログの更新できなかったのは、ま、ギックリ腰もそうなのですが、実は管理人、ちょっと大きなイベントを3つ抱えておりまして。ここ一月程は、「丹波笹山行きたい」だの「郡上八幡と越前大野にお泊りしたい」だの「どっか日帰りでバス旅行したい」だのと、ダンナがわーわー騒いどるのにも知らんぷりをして、イベントの準備に没頭しておったのです。

本当は9月18日金曜日にあった、高校の恩師が開催する会にも、すっごく行きたかったのですが、どう頑張っても参加できず、悔しかったのでした。

で、昨日、24日土曜日に、最初の1つがどうにか無事終了し、今日は一息ついた事やし、「非日常を体験せんとお仕事できん」ダンナに、お仕事頑張ってもらわんなんし、ということで、せんだんの帰りに中田のかかし祭りを覗いてきました。

いきなり、大日本帝国会議の模様です。何かよくわからん。確か去年もあったよな、コレ。

「健康体操しましょう」って、看板に書いてあります。っていうか、誰？赤いお姉さん達。

一般の部の金賞受賞作。木曽義仲と巴御前です。二人が乗っている牛の角には、ちゃんと（？）松明が点いてます。…松明つけた牛にちゃ、誰も乗っとらんだはすやけど…。

坂本龍馬のカカシだらけかと思とったけど、なんなかった。一つおったかどうか。やたらと鬼太郎だらけで、何でやろーと思ったら、「ゲゲゲの女房」のせいやった。

街の中心部の広場で、地元の青年団やら商工会議所やら婦人会やらが、いろんなお店を出してまして、プロの香具師の人達は全然おらんと、大変ほのぼのとした雰囲気でした。

「ヨサコイもやるらしい」というダンナ情報で「やかましいの嫌やねー」と言っていたら、広場の特設ステージでヨサコイを踊っているのは、明らかにやらされてる感丸出しの地元の幼稚園児達。親やらジジババは必死でビデオ回しとんがに、主役の子供らちが、「何でワシら、休みの日に、こんな格好して、こんなトコで踊らんなんがかのぉ」的な顔しとって、何か笑ってしまった。

地元の建築組合の皆さんが作ったラーメンです。500円也。基本の富山の醤油ラーメンで、大変美味しかった。スープがメチャメチャ熱い。本当に基本。素人集団がこんなに美味しいラーメンを作れるのに、金沢の見てくれだけ立派な「こだわりの」ラーメン屋が、どこもここも不味いのは何でやろ。

今年の夏の町おこしで、近所の商店街は、どこぞのラーメン屋のテコ入れで「こだわりの冷たいラーメン」を売らされとったけど、建築組合の素朴なラーメンの方が、勘違いラーメン屋がガタガタ抜かして作ったラーメンの様な食べ物の、数百倍美味しかった。来年もまた食べたい。

そういえば昨日、イベント会場までダンナに送ってもらうついでに、近所に新しくできたラーメン屋でお昼にしたのですが、滅多にラーメン屋の文句を言わないダンナが、待っている最中からボロカスで、店出て少ししてから「気持ち悪い」とまで言い出して。管理人が「所詮とんこつラーメンなんか、富山県民の口には合わんがやから」と宥めても全然聞く耳持たずで、大変だったのですが、今日も中田建築業組合のラーメンを食べながら、「高い金出して食べて、気持ち悪くなった昨日のラーメン屋は、この人らちの下で修行しろ」とボトボト文句を言っていたので、面白かった。

お昼ごはんは、戸出の風月で食べるつもりが、小一時間くらいで、ヤキソバやらタコ焼きやら色々買い食いしたら、お腹いっぱいになったので、そのまま帰る事に。

約15年振りに、R8ぢゃなくて、小矢部の街中を抜けました。懐かしかった。で、くりからトンネルを通らずに、初めて天田峠なる山を越えました。ここ夜になったら真っ暗やろねー、熊出たらどーするー、などと言ってたら、意外と民家が沢山あり、しかも小さいながら棚田が点々とあり、ちょっとビックリしてしまった。しかし、ここに住んどる人らち、雪積もったら、どうやって下界に下りるがやろか。