2010年6月2日水曜日

富岩水上ライン

富山市の駅北にある「富岩運河環水公園」から富山港を結ぶ「富岩運河」を、ソーラー船に乗ってクルーズできると聞いて、行ってきました。
天気予報は晴れマークだったのに、今にも降りそうな曇り空でしたが、めげずに乗船。

ソーラー船「sora」に乗りました。もう一艘電気ボートの「もみじ」もあります。環境に優しい船を配備しておりますな。
管理人と旦那は張り切って先頭に座りました。舳先のベルに、暗くて見えないけど「sora」という刻印があります。

見送りのチケット売り場のお姉さん方が「ベル鳴らして~」と叫んだので、旦那がチンチンと鳴らしまして、出発となりました。

環水公園から岩瀬カナル会館まで、全行程90分。風が吹くと寒い寒い。でも、屋根の下はおばちゃんの集団で一杯だったので、寒さに耐えて、先頭にいました。当然景色は抜群で、アオサギともう少し小さい鳥達が、船を遠巻きにしながら、それでもついて来るのが可愛かった。

途中、国指定重要文化財「中島閘門」で約10分のトイレ休憩がありまして、そして、「水のエレベーター」と称される中島閘門の説明を聞いて、 いよいよ閘室内に船が入り、水抜きです。中島閘門って、要するに運河なので、富岩運河も上流側と下流側で2.5mも水位差があるので、閘室内に船を入れて水位を調節して、船が運航できるようにするための施設です。

さて、中島閘門を過ぎ、富山港に近づくにつれ、風の冷たさが尋常ぢゃないことになり、しかも運河が終わって富山港内に入ったら今度は波がすごくて揺れる揺れる。これ、あと10分続いとったら、確実に船酔いしとるわ。後ろのおばちゃん達のぎゃーぎゃー騒ぐ声で、余計しんどかった。うるさいっつーの!

すっかり唇紫色になりながら、やっと岩瀬カナル会館に到着。

せっかくなので、富山名水ポークの角煮(冷凍)を購入しようと売店へ。しかし、ない…。レジの姉さんに聞いたら「そーながいぜー。なくなったがー。あれ、くどいけど美味しかったやろー。私も大好きやったがいけどねー。お客さん、みーんな、そーゆうて聞かれるがやぜー。また、業者に聞いとくちゃー。ごめんねー。」とのこと。残念。でも、三角どら焼き買えたからいいか。

しかし、レジの姉さんも、バリバリの富山弁で大丈夫なんだろうか。観光客は県内からしか来ないのか?ちょっと心配になったよ。

カナル会館から歩いて岩瀬のまちなかへ。何回来てもいい所。まず、松月の出店「松ぽっくり」で白エビの天ぷらを注文。これが、美味しいんだ。ここでコレを食べる度に「いつか松月で白エビづくしを食べてやる!」と心に誓うのでした。いつになるやら。

岩瀬のまちなかは、来るたびに少しづつ変化しているので、面白い。管理人が一番好きなのが、北陸銀行と富山信用金庫。町並に合わせて造ってあるので。


この、竹の簾を格子のように使った「簾虫篭」という格子が特徴です。「スムシコ」と読みます。

岩瀬には国指定重要文化財の北前船回線問屋森家があるのですが、何回も中見てるので、今回はパス。お腹も空いたので、食堂へ。
「食堂天保」は、和洋中なんでも楽しめる大衆食堂です。この前来た時は改装中で入れなかったので、今回来れて良かった。管理人はポークチャップ定食、旦那は白エビラーメンを食べました。

「富岩水上ライン&富山ライトレール 周遊チケット」を購入したので、帰りはライトレール東岩瀬駅からポートラムに乗りました。青色でした。途中、ポートラムの基地には緑色が待機中で、すれ違ったのはオレンジ色でした。そういえば、初めて乗ったのは赤色だったなー。

今週末は、五箇山のライトアップと庄川観光祭と小矢部津沢の夜高あんどん祭りが重なってまして。どれに行くのか、夫婦で協議中です。ま、もしかしたら、ここに無職がいるので、金沢でじーっとしとるかもしれんけど。ああそう言えば、金沢も祭りだな。興味ないから行かんけど。金沢駅から中心部を完全に交通規制するから、迷惑千万ですわ。

さーて。履歴書でも書くか。

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